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特集:最先端の免疫療法(免疫細胞療法)

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98.ありがとう!
投稿者 : あなたの娘投稿日:2007/04/09

母へ

母とは、私が11歳の時に離れ離れになりました。
あれから、約31年。先月、父からの電話で、余命1週間だと聞かされ病院へ妹と会いに行きました。
末期がん患者の方ばかりがみえる6階の病棟。
院内はとても静かでした。担当の看護士さんから説明を聞き、とても複雑な心境のまま不安でいっぱいでした。
想像していたより母は元気そうに見えました。
私が覚えていたような面影も無く以前よりもふっくらとして見えました。
癌治療法の事は、私には良くわかりませんが点滴の機械もなく2種類のモルヒネ等の薬の投与治療で(1日中)細い管をお腹に通して痛みもほとんど無く苦しむ姿をあまり見せないほどです。夜も良く眠れるそうです。
母はいつもよりもうんと、飛び切りの笑顔を見せてくれた。
毎日付き添っているお姉さんには、「早く楽になりたい・・。」と辛そうでそうつぶやいていたのに。
もう母の癌は骨と脳まで転移しています。
初めて会ったときは食事も出来ず強い吐き気が襲ってくるそうで、こんな辛くて痛いのは初めてだ!と自分の病気を知らず見ているほうが辛くなってきました。
でも今私に出きることと言えば元気な(^o^)/を見せる事。その反面会いに行ってもいいのか・・。別れた時の色々な過程を考えるとあまり合ってはいけないのか・・。そんなことばかりを考えて過ごした3月。時折何度も病院へ電話をし看護士さんに母の様態を聞いた。看護士さんの気配りで病室の電話で母と話をする事も出来た。日に日に弱っていく母。薬のおかげで強い痛みや苦しみは無く治るかも知れない・・。と思っている母。桜が満開の今日可愛い生花を持って母に会いに行った。とっても喜んでくれた。看護士さんに写真を撮ってもらい思い出という宝物をもらった。喉が渇くのか細かく砕いた氷を良く欲しがり食事もほんの少し食べていた。一生懸命生きようとしている母。
2時からホールでピアノ演奏があるそうです。
母も付き添っているお姉さんも心のケアとても大切だと思いました。残されたわずかな時設備の整った院内で治療が出来る母。何も知らないけど希望が持てて笑顔がみられました。今日は会いに行って本当に良かった。ありがとう!
そして、毎日のケアをしてくれている方々に感謝します。

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