125.さようなら
投稿者 : カムパネルラ投稿日:2008/03/14
お父さんへ
去年、こころの手紙を書いて、数日後に逝ってしまいました。
ちょうどクリスマスの夜でした。
今になってもまだ、遺影のお父さんが嘘みたいに見えます。
58歳なんて、若すぎだよね。。。なんで、お父さんだったのかな。。。
今日、久しぶりに去年病院の帰りにお父さんと一緒に寄ったコンビニの前を通ったら、あたりまえのように人が出入りしてて、私だけ取り残されたような気分になりました。
これからのことを考えると不安で押しつぶされそうになります。
そんな私を心配して、空から見ているかもしれませんね。
お父さんと一緒に行った場所に行くだけで、思い出がよみがえり胸がいっぱいになります。
もう一生会えないと思うと、すごくさみしいです。
伝えたい言葉ももう伝えられなくなってっしまいました。
だからこの場所を借りて、お父さんにありがとうって言おうと思います。
もう少し時間はかかりそうだけど、精一杯生きてお父さんに心配をかけないようにするからね。
だから、お父さんもお母さんと二人で私たちを見ていてくださいね。
あんまり泣かないようにするし、これからきっと幸せになるからね。
今まで育ててくれてありがとう、苦労をかけて申し訳なかったけどすごく感謝しています。
こころの手紙もこれで最後にします。強くなります。
こんな思いを誰もしないように、誰も悲しまないように世の中から癌が無くなりますように。
そして癌と闘っている方が一日でも早く良くなりますように。