119.時間が欲しい
投稿者 : 桜投稿日:2008/01/07
お父さんへ
いろいろ事情があって何年も話した事なかった、家にも帰った事なかった。
でも、初めて電話をくれた父。初めて優しくしてくれた父。
いろんなココロの中の事がやっと一気に埋まったというのに余命宣告。
約12年振りに実家に帰ったら懐かしい空気が流れていた。
私はこたつに入って出されたお菓子を食べ、横でテレビを見て笑う父親の発する笑い声と変わらぬ口調がなんとも切なかった。
逢ってなかった時間があまりに多くて年取った事も気付かなかった。
でも写真は失くさずにちゃんと持ってたよ。
子供の頃は本当に仲良くてお父さん子だったからな私。
正月にメールの仕方を教えてあげた。
ぎこちない内容のメールだけどお父さんらしい・・・。
着信履歴もメールもこれからいっぱいになるかな?
今になって一緒にいたくて、また一緒に暮らしたくて仕方ないな。
ずいぶん遠くに引っ越してしまった事ちょっと後悔です。
1日でも長く生きて1日でも体が楽になるようにサポートしていきます。
また来年の正月も家で一緒にテレビを見て笑ってて欲しい。
何気ない事が幸せだったと気が付いた。