117.大好きなお母さん
投稿者 : まゆみ投稿日:2007/12/06
お母さんへ
お母さん。
お母さんの存在が、こんなにも大きく大切な物だったとは、思いもしませんでした。
今は、毎日辛くて、悲しくて、お母さんの事が頭から離れません。
後悔、懺悔の繰り返しです。
もう一度、お母さんの声が聞きたい。
「まゆみ」と呼ばれたい。
夢でもいいから、会いたいと願っています。
癌に侵され、余命告知を受けた母。
ところが、すっかり元気になったようで、ダンスやカラオケ、旅行と楽しんでいました。体の中の癌は死んでいないのに、私は錯覚してしまったのでしょうか?認めたくなくて、現実逃避していたのでしょうか?
神様が私たちに与えてくれた時間を充分に使うことができませんでした。本当にごめんなさい。
ただ、ひとつ悔しいのが、癌で逝くはずだったのに、非結核性抗酸菌症に感染し、これが元で逝ってしまったこと。
まさか、こうなってしまうとは夢にも思わなかった・・・。
今は、悲しみの中に、医者への不信感と怒りでいっぱいです。
お母さんは、強くて、やさしくて、自分よりも周りの人を優先に考える素敵な人でした。
私はお母さんの子供になれて、とても幸せでした。
産んでくれて、ありがとう。
もし、来世があるのなら・・・また私はお母さんの子供になりたい。いいでしょ?お母さん。